ナマケモノブログ。

ぼーっとしようよ。

死についての雑記。

幼稚園の頃の同級生が亡くなったらしい。正直、ほとんど忘れてしまってはいる。だが、同い年の子が亡くなったという事実が僕に死を強く意識させた。

あまりに早い、死だ。彼女の生は停止した。有り余る時間を手持ち無沙汰に過ごす時間も彼女にはもう存在しない。僕は急に襲いくる死に、何かできるだろうか。何もできないまま死にゆくのだろうか。僕はまだ死なないと思って生きている。死のカウントダウンなんて気にしないで生きている。それはやはりまずいのだろうか。死が明確に近づいてくることを、もう意識しないといけないのだろうか。僕が生きた、意味を、残さぬままに死んでもいいのだろうか。死。こんなにも早い、死。

僕はこれから、何ができるのだろう。この早すぎる死の存在を知って、僕は何ができるか。僕は、ただ、日々を過ごすことしかできないのではないか。死の存在を認識しながら、それでも無視して、平凡な日々を過ごすことしか。

僕は、これからきっと何か変わろうとして、変われないまま、この死の存在をどこか怯えながら生きる。それは、当たり前なのだろう。みんなが死に怯えながら、それでも生活を続ける。生活によって、意味を、自分の生を、示す。僕は、彼らの一部となる。