ディストピアについて。
最近ふと気づいたことだが、ディストピア小説が好きみたいだ。
SFとか好きだなーとは思ってたけど、本棚を見たときに結構な割合を占めていた。
ここでヌルッとディストピアについて説明すると、要は管理社会である。
全てを管理された世界は幸せだけど、それは本当の幸せだろうか?という問いかけである。社会主義とかそういう政治的な理想を突き詰めたら地獄になるよっていう警告だ。
ディストピア小説は現実の諸問題を成長させたり進化させた未来だ。もしかしたら現実になりうる世界を描いている。
だから、面白い。その未来が現実に少しづつなり始めている。
スマホとかは位置情報を発信する機械を自ら好んで身につけている。地球上およそどこにいても捕捉される機械を世界中の人が自分から持ち運ぶ。すごく、ディストピア的だ。
こんな風に探せば探すほど現代は過去の人々からでは信じられない未来にいる。
そのことを知るのが面白い。もちろん、一番面白いのは内容なのだが。
よくよく考えれば、上の事例などはどちらかというと、ただのSFかもしれない。
まぁ、そうなるとディストピアをSFに置き換えなければならないが、まぁ、いいだろう。
マイナンバーとかはディストピアかもしれない。国民全てを番号で管理する。そういうことでいうと、お隣、中国では、個人に犯罪歴だとか借金の有無だとかで等級をつけて、ローンを組む時とかに影響するらしい。さすが共産党って感じがする。未来いってんなぁ、って。
あとはAIとか、グーグルとかアマゾン。ビッグデータを扱う企業。ディストピアは行きすぎた資本主義とかも描いている。まさしくって気もするが、グーグルなんて地図から検索、YouTubeやら何やらよくわからないことまで手広くやってる。それで個人データを収集して、たぶん悪いことをしようと思えばいくらでもできる会社になっている。
小説とかでは大抵そのまま、悪いことしてるイメージがある。
実際してるかどうかは知らんけど。
お腹減ったしこの辺でやめようかな。ディストピアをうまく説明できたか分からない。
けれど、ぜひ読んで欲しい。世界も違って見えるはずだ。
未来の世界に僕らは住んでいて、世界はより未来に突き進もうとしている。